笑ってトンヘ　第90話

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笑ってトンヘ　第90話

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笑ってトンヘ
笑ってトンヘ　第90話

残念ながらアンナを先に見つけたのはピルジェだった。
ボンイもトンヘも合流して帰るとき、必死に階段を駆け上がって来たジュンと出くわしてしまったのよ。
アンナは「ジェ」まで言いかけたけど、トンヘとボンイには聞こえなかったらしい。
どうして局長がこんなところに？
普通に考えてもおかしいでしょ。
ピルジェが自分が呼びだしたっていうのもおかしすぎる。
さっきまでアンナを捜していたのに、同じ場所に局長を呼び出した？
誰が考えたって理解しがたいはず。

家に帰って、珍しくトンヘが怒ってアンナを問い詰めてた。
どうしてもジェームスの話しは出来ないし、ヘスクとも何かあるって分ってもなにも話そうとしない。
こんなアンナは今まで見たことがないとすれば、トンヘももっと感を働かせないと！

ヘスクが恐すぎる。
帰らないジュンがアンナと一緒に居ると確信して、アンナに電話をした時の恐い顔ときつい声にはびっくりしちゃったよ。
アンナの怯える声を聞いても怒りを抑えることが出来ないのね。

ジュンも、一人でお酒なんて飲んでいないで家に帰れば良かったのよ。
帰らないからヘスクは苛立つし、ドジンも怒りだす。
セワもトンヘに言いがかりをつけてくる。
トンヘがいったい何をしたって言うの？
訳が分らないトンヘに「昨日舅が...」って言いかけて辞めたけど、今回はトンヘも聞き逃さなかった。

その足で、局長室に向かったけどジュンはその頃アンナのところに向かってた。
ただ、部屋にはトンヘとお揃いで作ったマフラーがかけてあった。
アンナがお揃いでトンヘとジェームスに作ってくれて、イニシャルまで入れていたのを知っているから、それを確認してジュンがジェームスだったと気付いたのよ！
ここまで長かった！

アンナのところに向かったジュンだったけど、一足先にヘスクが訪ねてた。
こんなところで修羅場が始まっちゃうの？