笑ってトンヘ　第17話

笑って、トンヘ
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笑ってトンヘ　第17話

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笑ってトンヘ
笑ってトンヘ　第17話

ここまで完璧に自分を作り上げるセワの出世欲が凄い。
だって、見ていてもドジンを愛しているようには見えないからね。
だからといって心の中ではトンヘを愛しているとも思えない。
本当に6年間の愛は何だったんだろう。

ボンイから貰ったセワからの手切れ金を持って放送局に行ったトンヘは、丁度セワが車に乗るところを見かけて追いかけてた。
着いた先は、セワとヘスクを会わせるためのランチの場所だった。
トイレに行くと言って席を離れてトンヘの元へ行ったセワは、取り合えずこの場を何とかしたいために大事な会議中だから時間がないって言うのよ。
納得しないトンヘに「私を愛してるなら帰って」って、そこまで言ったよ。
明日は早めに病院に行くから帰るようにと説得した。

席に戻って、白々しくドジンの両親の職業を知らずにいたことにするセワの演技が凄い。
しかも、内緒にしていたことにわざと怒って、自分を試そうとしたんじゃないかと責めて、交際は考え直すなんてことまで言いきった。
ヘスクがドジンにセワのことをいい感じだと話す内容を、ドア越しに聞いて満面の笑顔で帰るセワだった。
もう完璧だね。
ドジンはセワを本気で好きなんだ。
計画通り進めているのも知らずに、セワの家に会いに行って謝るのよ。
自分のことを隠していたことは試そうとしたわけではないって。
ニヤつくセワが憎たらしい。
そのうえ、真っ赤な車をプレゼントされてた。
とにかく凄い！

明日は病院に行くって言ったことばを胸に、翌朝トンヘはセワをずっと待ってる。
セワから急用で行けなくなったって聞いたけど、納得できないトンヘだった。
だから自分からセワに電話をかけるとセヨンが出て、自分の結婚式に行くからと場所と時間まで教えてた。
「セワがいるなら行かなきゃ」ってことで、あの体で結婚式をする公民館へ駆けつけてた。
そして、セワがトンヘに言い放った言葉が許せない。
「アンナと自分とどちらか選んで」って言ったよ！
「アンナの面倒は見れない」って言ったよ！
別れる理由は違うでしょ！ひどいよ。

セヨンとスルニョは、テフンが自分達のせいで受験できなかったことを家族に内緒にするように念を押してた。
こんなことでいいの？
ただ、負い目があるから、このふたりはソノクたちに強く出れない。
テフンの家に同居するし、結婚式も公民館なわけよ。

でも、セワとボンイは親戚になるのに、気まずい関係だよね。
あまりにもふたりの性格も考え方も違い過ぎる。
トンヘが辛い状況なのは分るけど、子供のように不安そうで可哀想すぎる。