狂気の愛　第28話

狂気の愛
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狂気の愛　第28話

ミンジェの自分勝手な行動が始まった。
ミソをあんなに罵って乱暴をした挙句に、ナヨンの家に泊まって出勤。
ナヨンはミンジェの為にワイシャツやネクタイを買ってあった。
まるで妻になった感じで接してた。
ナヨンは優しくミンジェに話しかけるし、ミンジェも笑顔ではないにしても声のトーンが優しくなっていた。
確かにナヨンの巧みな罠にかかったミンジェは抜け出せそうにない。

ミソは、あんなにひどいことをされたのに、着替えを届けに会社に行ったのには感心しちゃう。
朝食まで持参したのに、ミンジェはミソが作ったものは食べたくないって言うのはよいとしても、お弁当をひっくり返すなんて、そこまでしなくても...。

なるほど、ミソは死んだ養母に「どんな辛いことがあっても家庭は守る」って約束していたから、簡単に離婚することなんてできないんだ。
食事を作っても誰も帰宅しないし、淋しい日々を送ってる。
ギョンスに頼ることも出来なくなったしね。

ミンジェに電話しても怒鳴られちゃうし、落ち込んでいるところギョンスに偶然会って「元気だから心配しないように」って話してたけど、それも辛いわ。
ギョンスはミソの暗い様子に気付いただろうなぁ。
でも、首の赤いあざとかは気付かなかった。

そのころ、ミンジェにナヨンが部屋の合いカギを渡して、なんとミンジェは戸惑いながらも受け取ったぁ！

ジェヒョクはナヨンの部屋でミンジェの身分証を見つけて、本気で辞めるように怒ってた。
ミソが娘を亡くしたばかりで傷ついているのに、こんなことはいけないって助言していたけど、聞く耳をもたないナヨンだった。

最後、ミンジェは幼稚園からヘラムの私物を受け取って、ヘラムのことを思い出しながらお酒を飲んでミソに当たり散らしてた。
「ヘラムは死んでいるのに、何故お前は生きている！死んでしまえ！」そう言いながら手当たり次第に物を投げるミンジェだった。
この人は本当に情けない。
自分はナヨンに頼っているのになぁ。
早くこんな人とは別れた方がいい。
ミソはこれでも耐えられるのだろうか。